2019年12月15日(日):第14回子ども食堂

 2019年最後の子ども食堂は、12月恒例の「クリスマス特別企画」として、開催しました。今回は、「心温まるクリスマス」をテーマに、プロジェクトリーダーを務める大学4年生会員が案内状の作成から取組んできたものです。

 8月以来、久々のFプレイスには、午前10時に、小学校2年生から中学校1年生まで計13名が集まりました。お料理は盛り付けに工夫を凝らした、雪だるまのオムライス、そして、家庭菜園よりご提供を受けた、かぼちゃが素材のクッキーを作りました。お昼に、「共食」(きょうしょく)と言う貴重な機会を提供できるのも、ひとえに、ご支援者の皆様方(企業・個人様支援団体様経由)のお力添えによるものです。お陰様で、私どもの子ども食堂も、2017年12月24日(日)に第1回目を開催して以来、丸2年を迎えることができ、改めて、厚く御礼申し上げる次第です。

 午後は、マジックやクレヨン、あるいは、折り紙で、思い思いのデザインを施したギフトパック(手提げ袋)の工作を仕上げ、ピンポンリレーと風船バレーのゲームを楽しんだ後、発表会で、一人ひとりがご自慢の作品を披露しました。最後は、『ジングルベル』を合唱して、来年2月の再会を楽しみに、終了しました。


2019年10月20日(日):第13回子ども食堂

 10月は「秋の子ども食堂」第2陣として、藤沢市少年の森で、はじめて「野外子ども食堂」を開催しました。

 6月に続き、当日の天候不良が心配でしたが、朝9時前に、藤沢本町駅に計6名の小学生が集合し、湘南台駅よりバスを乗り継ぎ、少年の森に向かいました。到着後は、少年の森担当者からの入村式(オリエンテーション)に続き、今回のテーマである「少年の森たんけん隊」が始まりました。

 最初に、恒例の工作は、炊事場周辺で小枝を集め、毛糸で巻いたドリームキャッチャーを制作しました。森の素材を上手に活かした、すてきな装飾品が出来たのは感動的でした。

 お昼は、薪で火を起こしながら、キャンプの定番カレーライスと焼きリンゴを作りました。どちらもシンプルながら、素朴な味わいで、とても美味しく頂きました。野外でも、「食育講座」のワンポイントレッスンを企画し、今回は、栄養学を専攻する大学生2年生2名が担当してくれたのは、実に、喜ばしいことでした。

 食後は、少しばかり、園内のアスレチックを楽しんだ後に、退村式(少年の森のお別れの挨拶:「また、来るぞ!」)を済ませ、まだ、遊び足りない中、再び、バスと電車を乗り継ぎ、15時に藤沢本町駅に戻りました。


2019年9月16日(月・祝):第12回子ども食堂

 「秋の子ども食堂」第1陣は、日頃より、私どもの活動を支援して頂いている、いすゞ自動車株式会社・藤沢工場様よりご案内を受けた、自動車展示施設「いすゞプラザ」への社会科見学として、企画しました。

 今回の参加は、小学校2年生から5年生の13名で、朝方より、時折、雨が強く降る中、午前9時に藤沢本町駅に集合し、先ずは、湘南台駅前の藤沢市湘南台文化センターへ向かいました。恒例の工作は、折り紙で、“トラックのある街”をイメージしながら、全員で一枚の作品を仕上げました。

 少し早目の昼食(タンメン風うどん、梨)を済ませた後、駅からの送迎バスで、お待ちかねの「いすゞプラザ」に到着すると、窓口である車両審査実験第二部メカニック車両第一課の皆様より温かいお出迎えを受けると共に、私どもより、職場の皆様に、午前中の作品を贈呈しました。「いすゞプラザ」は、いすゞ自動車創業80周年記念事業の一環として、2017年4月に開館した、のりもの博物館で、トラックの運転席に座ることができたり、あるいは、往年の乗用車の展示など、実に、歴史の重みを感じる施設です。

 今回は、地元より足を延ばしての試みでしたが、子ども食堂を通じて、異なる学校や年代のお友達づくりは元より、様々な経験や体験の機会を提供する意義は大きく、今後も、地域の皆様のご協力を得ながら、より有益な活動にしていければと考えた次第です。


2019年8月18日(日):サマースクール(学習・宿題サポート)

 本日、「夏休み特別企画」の第2陣として、いつものFプレイスで、「サマースクール」(小学生:国語:算数、中学生:英語・数学)を開催しました。小学校2年生から中学校1年生まで、計4名のご参加を受けましたが、最長では開講時間(13時30分~16時30分)目一杯、熱心に勉強してくれていた様子が、とても印象的でした。

 今回、私どもは、高校生、大学生、社会人会員の計6名で対応しましたが、少しばかりでも、お役立てできたとしたら、嬉しく思いました。


2019年8月4日(日):第11回子ども食堂

 今年の「夏休み特別企画」は、「子ども食堂」と「サマースクール」(学習・宿題サポート)の2本立てで企画し、本日、第1陣を開催しました。

 朝方より、夏らしい日差しが降り注ぐ中、小学校1年生から5年生までの参加者12名は、この時期の風物詩である、うちわづくりに取組みました。マジックやクレヨン、折り紙、あるいは、ビーズを用いた作品は、どれもこの世の中にひとつで、すてきな夏休みの宿題になりました。

 お昼は、一緒に、おにぎりをつくりながら、今回は、市内にお住いの方が家庭菜園で収穫した、たまねぎを素材にしたお料理で、食卓を囲みました。ご支援者の皆様には、重ねて、厚く御礼申し上げます。私たちの「食育講座」も定着し、今回は、スイカをテーマに、学びの工夫も凝らしています。

 そして、午後からは、作品の発表会を経て、地元の音楽サークル「あびあんと」(フランス語で、またね!)のお二人による、弦楽器ヴィオリラの演奏会に耳を傾けました。昨年末の「クリスマス特別企画」に続くお待ちかねのプログラムで、『海』、そして、最後には、『幸せなら手をたたこう』を一緒に歌い、締め括りました。


2019年6月23日(日):6月子ども食堂

 今月は、藤沢市少年の森で、はじめての「野外子ども食堂」(テーマ:少年の森たんけん隊)を企画していましたが、天候不良が予想されるため、「中止」としました(6月22日午前9時)。


2019年5月19日(日):第10回子ども食堂

 2カ月振りの「5月子ども食堂」は、今春オープンしたばかりの「Fプレイス」(藤沢公民館・労働会館等複合施設)で、第1回目の開催となり、私どもにとって、過去最多となる15名もの小学生の参加を受けました。

 今回は、輝きに満ちた季節「青葉若葉」をテーマに企画しました。お料理は、旬のアスパラガスやキャベツを用いたグラタンや和風の添え物をメインとし、中でも、小学校5・6年生の3人が盛り付けなど積極的に取組んでくれていた様子に、とても大きな成長を感じました。

 毎回、好評の工作は、ストローを用いた吹き絵で、花や植物を描きました。さらに、余りの素材で仕上げたネックレスや腕時計は、帰りの発表会で披露し、一日を終えました。


2019年3月10日(日):第9回子ども食堂

 4月からの「Fプレイス」(藤沢市藤沢公民館・労働会館等複合施設)移転を前に、現行の藤沢公民館(昭和36年、1966年建築)で、最終回となる子ども食堂を開催しました。

 “たくさんのよき思い出づくり”にと、午前中より、9名の小学生は、段ボールを用いた「フォトフレーム」の制作に取り掛かり、過去の子ども食堂で撮影した写真を添えて、完成させました。

 毎回、楽しみな食事は、春らしさ一杯の、いなり寿司や黒糖どら焼きを作りました。「共食」は、食育のテーマのひとつですが、同じテーブルで囲む食事は、心が和やかになります。

 そして、14時からは、私どもの会員「善ちゃん」のピアノ伴奏により、全員で『蛍の光』を合唱し、一日のプログラム「藤沢公民館 - the finale」を終えました。


2019年2月10日(日):第8回子ども食堂

 前日は関東地方南部でも大雪の予報でしたが、僅かに舞う程度に留まり、無事、2019年最初の子ども食堂を迎えることができました。

 今回は、2月14日のバレンタインデーにちなみ、ハート一杯の企画としました。朝の挨拶とアイスブレイク(震源地ゲーム)に続き、大学1年生会員(栄養科学部)が、はじめて、お料理のチームリーダーを務める中、10名の小学生は、お菓子作りから始めました。お昼に食した手作りのマシュマロチョコバーは、ケチャップで描いたハートのオムライスに並ぶほどの好評でした。

 また、お楽しみ会の時間は、高校からの同級生である大学3年生二人(千葉県出身)が、ハートモービルの制作を担当しました。少し難度の高い工作でしたが、お姉さんたちの見本を参考に、懸命に取組んでくれていた様子がとても印象的でした。