秋に「たんぽぽ農園」で収穫したサツマイモは、甘くて美味しいと好評でしたので、「焼き芋大会」を開催しました。年の瀬ですが、小学校1年生から5年生まで17名ものご参加を受けました。
藤沢市少年の森では、入村式に続き、クリスマスリースを作りから始めたものです。落ち葉やどんぐりなど、この時期ならではの素材を活かしたもので、この世の中で、たったひとつの作品が仕上がることは、実に、不思議なことです。
お昼を前に、穏やかな日和の下、お目当てのアスレチックには、つい夢中になります。火起こしは野外炊事場ならではの体験で、焼き芋の他に、焼きマシュマロ、焼きバナナ、カートンドッグ(牛乳パックを用いたホットドッグ)づくりにもチャレンジしました。
ウイズ・コロナの生活も間もなくで丸2年となります。今年は10名もの高校生(過去最多)が参加してくださり、私どもが励まされた1年でした。ご支援者や保護者を始め、関係者皆様のお力添えに、改めて、感謝申し上げます。
日本には四季折々の行事がありますが、今年も新型コロナウイルスの影響で、多くが中止となりました。晩秋に、少しばかりの思い出づくりをと考え、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ様の助成を受けて、「第2回地引網体験」を開催しました。
午前9時30分に、鵠沼海岸に集合後、高校3年生会員による司会の下、開会の挨拶に始まり、参加者151名(未就学児:10名、小学生:65名、中学生:2名、保護者・運営スタッフ:74名)で童謡『海』を合唱しました。大勢で本当に海の前で歌うと、唱歌のイメージが一層湧き上がってきます。
10時過ぎから、漁師さんの合図で、一斉に網を引き始め、やがて、網の先が近付いてくると、緊張感も最高潮に達します。今回は、残念ながら、漁獲はシラスを除くと、僅かに留まったものの、小サメ、エイ、フグ、シーバス(スズキ)など珍しい魚がお目見えしました。朝方は、穏やかな小春日和であったものの、次第に、海岸付近は、強風(江ノ島ヨットハーバー:風速10m/s超)が吹き始め、屋外活動としては、非常に厳しいコンディションでしたが、地引網の終了後は、海への感謝の気持ちとして、ゴミ拾いをしました。また、特別ゲストとしてお招きした、湘南白百合学園高等学校・BWB Clubの皆様による企画で、最後に、じゃんけん列車(ロープで連結)を楽しみました。
コロナ禍で、日常生活には様々な制約が生じていますが、子ども食堂を通じて、大勢の集まりを作ることができ、各家庭で、今日一日の話題で持ち切りでしたら、主催団体として嬉しく思いました。
10月らしい秋晴れの下、待ちに待った芋掘りの日を迎えました。既に、葉は緑から黄色に変わり、収穫時期のサインを示していますが、本当に自分たちで栽培できるのだろうかという不安から始めたものです。それでも、少しずつ掘り起こしていくと、地中深くにかけて、大きく成長しているサツマイモを見つけ、思わず歓声が上がりました。日頃、何気なく食しているサツマイモですが、宝探しのような楽しさに、自然と愛着が湧いてきます。蔓でリースの土台を作ったり、また、1年半ぶりに「食育ミニ講座」も開催しました。私たちにとっては大収穫で、9月より旧スイカ畑で栽培を始めた小松菜と合わせて、本日は、第1陣として、計6名の小学生に作物を手渡すことができました。
コロナ禍で、オンラインの授業や会議が普及し、手短に用件が片付くようになりましたが、今回の半年間にわたる取組みを通じ、改めて、人と人とが手を携え、ひとつの目標を達成する意義は、かけがえのないものであることを学びました。実際には、手が汚れて、体力を要する作業でしたが、最後まで、本当によく頑張ってくれた小学生の参加者に大きな拍手を送りたいと思いました。
第4回目の農園作業は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下にありましたが、日頃より、こどもたちは大変協力的で、相互に信頼の上、適切に運営できると判断し、実施しました。
今朝は、時折、通り雨がぱらつく中、小学校1年から5年生まで4名の参加者と畑に向かい、先ずは、高校3年生のお姉さん(秦野市)を中心に、フレームの中で咲く「押し花アート」の制作に取り掛かりました。前回(6月26日)の採集後、1週間近く乾燥させた草花は色鮮やかで、その配置を考えるだけでも楽しく、目の前の自然がいつまでも記憶に残りそうです。
後半は、7月半ばに、実を付けたスイカを試食しました。小玉スイカのため、一人当たりは、ほんの片手に乗る大きさですが、自ら育てた喜びで満たされると共に、“採れたて”は、実に、みずみずしい様子でした。次回は、10月半ばに、メインのサツマイモを収穫して、半年間にわたる「たんぽぽ農園」のフィナーレを迎えます。
梅雨時ながら、運よく、晴天に恵まれ、第3回目の農園作業は「草むしり」をしました。苗の植付けから6週間が経過し、サツマイモの葉茎は驚くほどに成長していましたが、雑草も青々と生い茂っています。この時期の除草は、日当たりをよくすると共に、虫や病気の発生を防ぐ効果があり、おいしいサツマイモを作る上での基本となります。地味な作業ですが、14名(こども:8名、保護者・運営スタッフ:6名)もの大勢で取組むと、不思議と話が弾み、簡単に片付くものです。
午前半日の残りは、夏休みの宿題に向けて、畑に咲いている草花を採集しました。メヒシバ、ツユクサ、カタバミ、ヒメジョオン、エノコログサなど思い思いに集め、今回は新聞紙にくるむプロセスまでを行いました。
大型連休中の「土づくり」に続き、今回は、苗の「植付け」のため、再び、農園を訪問しました。前回から、わずか10日程ですが、畑には、既に、雑草が生え始めており、自然の息吹を感じるものがありました。
朝の会に続き、先ずは、私たちの畑に愛着を持てるようにと、小学校1年から5年生まで7名の参加者で、立て看板の制作に取組みました。男子チームも、女子チームの作品も、天候に恵まれて、収穫が楽しみになるような、すてきな一枚で、自ずと全員の思いがひとつになります。
後半は、サツマイモ🍠、小玉スイカ🍉、そして、かぼちゃ🎃の苗を、ひとつずつ丁寧に植えると共に、しっかりと根付くよう、水やりをしました。最後は、高校生のお姉さん二人のサポートを受けながら、プレートを立てた後、お菓子でしばし休憩をとり、午前半日のプログラムを終了しました。
スーパー・マルエツ様の店頭募金による助成を受けて、5月から、市内のコトモファーム様で、農園(22平米)をお借りして、野菜の栽培と収穫に取組むプロジェクトを始めました。
第1回目は、基本となる「土づくり」で、今回は、小学校2年生から5年生までの計8名が参加し、スコップで土を掘り起こす作業から始めました。最初は、思うように、はかどらなかったものの、徐々に上達していき、また、土の中では幼虫を見つけ、興味深いものでした。今回は、サツマイモと小玉スイカを栽培する計画で、鍬(くわ)で土粒をさらに細かくしつつ、野菜が根を伸ばす部分となる、畝(うね)を作り上げていきました👏。
コロナ禍で、子ども食堂も様々な制約が伴いますが、「食」と「学び」をテーマに、向こう半年間にわたり「たんぽぽ農園」での活動が有意義なものとなるよう、3名の高校生会員が中心となって、計画を練っていく予定です。
10月1日 | (金) |
緊急事態宣言(19都道府県)、まん延防止(8県)が全面解除 |
8月2日 | (月) | 神奈川県に3回目の緊急事態宣言を発出(8月31日まで) |
7月12日 | (月) | 東京都に4回目の緊急事態宣言を発出(8月22日までの6週間) |
6月20日 | (日) | 10都道府県で発令中の緊急事態宣言が沖縄を除く9都道府県で解除 |
5月13日 | (木) | 藤沢市が、神奈川県より、まん延防止等重点措置区域の指定を受ける |
4月25日 | (日) | 4都府県(東京、大阪、兵庫、京都)に対して、緊急事態宣言を発出 |
3月21日 | (日) | 政府が首都圏1都3県の「緊急事態宣言」を解除 |
1月8日 | (金) | 首都圏1都3県(神奈川県を含む)に対して、政府が緊急事態宣言を発出 |
(活動拠点である、Fプレイス、市民活動推進センターが貸室休止) |