2022年12月18日(日):クリスマス会

 今回の行事は、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ様ご協力の下、株式会社ファミリーマート様スターバックス コーヒー ジャパン株式会社様、一般財団法人ポケモン・ウィズ・ユー財団様のご協賛により、午前半日の「クリスマス会」を企画したもので、嬉しいことに、小学校1年から6年生まで計18名がFプレイスに顔を出してくれました。

 はじめての参加者が多かったため、朝の会では、一緒に『あわてんぼうのサンタクロース』から歌い始め、「じゃんけん列車」のアイスブレイクで、一日の仲間づくりから始めました。続いて、工作の1本目は、ポケモンのとんがり帽子で、パーツを自由に組み合わせてできるペーパークラフトは興味深いものでした。2本目の「パーラービーズ」(アイロンビーズ)は、少々手間取ったものの、プレートにカラフルなビーズを配置していくと、オリジナリティに溢れた作品が出来上がり、最後は、アイロンがけにもチャレンジしました。そして、終わりの会では、『ジングルベル』を歌い、結びとしましたが、新しいお友達との時間は名残惜しいものでした。

 

 今年は学校の長期休暇時に合わせて、子ども食堂を再開の計画でしたが、感染拡大の時期と重なり、開催に至りませんでした。そのような中でも、ご支援者の皆様(個人・法人支援団体様経由)には、いつも活動を温かく見守ってくださり、この機会に、改めて、御礼申し上げます。


2022年11月13日(日):第3回地引網体験

 小・中学生のご家族を対象に「第3回地引網体験」を企画しましたが、発達する低気圧の通過に伴う高波で、網を掛けることが難しいため、中止となりました。今回は、有料制での企画でしたが、定員(250名)を大きく上回る347名様ものご応募を受けていました(11月12日12時記)。


2022年10月23日(日):たんぽぽ農園⑤芋掘り&いちごの苗の植付け

 いよいよ実りの秋を迎え、小学校1年生から6年生までの9名と芋掘りに出掛けました。自らひとつひとつ植えた苗は、畑一面を覆い尽くすまでに成長し、先ずは、重い重い、蔓(つる)を引き抜く作業から始めました。自ずと高まる気持ちを抑え、念入りにスコップで掘り起こしながら、いざ、土中のサツマイモを発見すると、本当に感激で一杯になります。今年は、九州を中心にサツマイモ基腐病(もとぐされびょう)が発生し、収穫量に影響が出ているとのことでしたが、こどもたちの丹精込めた栽培により、大豊作でした。併せて、小松菜の収穫と、来年の初夏に向けて、いちごの苗も植付けしました。

 畑に出向く度に、作物の成長には目を見張るものがありますが、農業は「3K」と言われる通り、中には、好まない作業もあったことかと思います。それでも最後まで参加してもらうことができ、絶好の秋晴れの下、一緒に収穫の喜びを味わうことができ、嬉しく思いました。


2022年9月25日(日):おくちからだプロジェクト

 「秋の特別企画」として、 ライオン株式会社様の歯と口の健康をテーマにした体験プログラム(紙芝居、すごろくゲーム、工作)、並びに、にしお歯科クリニック院長・西尾純平先生による「特別講座」を予定していましたが、台風15号の到来に伴い、中止としました(9月23日10時記)。

 3年ぶりに開催される「第47回藤沢市民まつり」もメインの屋外イベントが中止となりました。


2022年8月7日(日):たんぽぽ農園④夏野菜の収穫体験

 トウモロコシとオクラが収穫時期を迎えたことから、6名の小学生と畑へ向かいました。特に、早朝は、ハイビスカスに似たオクラの花がひときわ美しく、この日のために咲いて、こどもたちを待ち構えてくれている様子でした。お目当てのトウモロコシは、早い梅雨明け(関東地方:6月27日)とその後の猛暑で、実の出来が心配でしたが、きれいに粒が並び、十分満足のいくものでした。中には、アブラムシも付着していましたが、無農薬で育てた所以であり、実地で学ぶことは多いものです。

 収穫後は、Fプレイスに戻り、夏野菜の切れ端でスタンプをつくり、夏休みの宿題に取組みました。野菜の様々な形を学びながら、画用紙に、思い思いのイラストを描くことができ、興味深いものです。また、管理栄養士・栄養士資格を保有する社会人の会員(平塚市)より、美味しいトウモロコシの見分け方やオクラの板ずりについての「食育ミニ講座」があり、新しい発見には、つい聞き入ってしまうほどでした。

 最後に、こどもたちには、ご支援者の皆様からの賛助金で購入したお菓子、また、一般財団法人ポケモン・ウィズ・ユー財団様よりご提供を受けた夏休み絵日記帳とシールをプレゼントしました。私どもの活動を支えて頂き、この機会に、改めて御礼申し上げる次第です。

(補足)当初、8月21日(日)に、畑で収穫した作物を素材に、食事の提供を伴う、子ども食堂の開催を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染再拡大を踏まえ、中止とすることにしました。


2022年6月26日(日):たんぽぽ農園③草むしり

 一昨日来、梅雨明け後のような暑さでしたが、作物の生育状況の確認を兼ねて、6週間ぶりに、8名の小学生と畑に足を運びました。この間、晴天ばかりではなく、強風や夜間には冷え込む日もあり、気懸りな毎日でしたが、植物の生命力は想像以上に強く、すっかりと大きく成長した姿で誇らしげに出迎えてくれました。

 本格的な夏を前にした、草むしりは、正直なところ、辛い作業のひとつですが、きれいに刈り取っておくと、日がよく当たるようになり、野菜に養分がよく行き届きます。こどもたちの心を込めた手入れに、サツマイモ、オクラ、トウモロコシは、とても喜んでくれている様子がよく伝わってきました。

 農作業の終了後は、近くの神奈川県立大船フラワーセンターに足を延ばし、スイレン、ハス、スカシユリ、そして、バラなどの季節の花を見学してきました。




2022年5月15日(日):たんぽぽ農園②種まき&苗の植付け

 土づくりから10日程が経ち、再び、小学生9名が集まりました。屋外活動は好みが分かれますが、少しでも畑に愛着を持ってもらおうと、先ずは、藤沢市市民活動推進センターにて、参加者全員で立て看板の制作から取組みました。絵は言葉で表現できないものを表現する力がありますが、暖かな日差しの中で、作物がすくすくと成長していくイメージがよく伝わってくるものです。

 春夏コースでは、メインのサツマイモに加え、こどもたちのリクエストでトウモロコシ、そして、残りのスペースで、オクラを栽培します。このうち、トウモロコシとオクラは種まき(無事に発芽するかな?)を、また、サツマイモは苗を植付けしました。新型コロナウイルスの感染が落ち着き、状況が許せば、夏休みの子ども食堂で、お料理として提供したく、今から収穫が楽しみです。

(補足)種は鳥害を防ぐため、発芽まで不織布を敷きました。


2022年5月4日(祝・水):たんぽぽ農園①土づくり

 新型コロナウイルスの感染拡大で「2月子ども食堂」を、また、天候不良で「春のお楽しみ会」(ピクニック)を中止したことで、今年度の活動開始が遅くなりましたが、久々に「たんぽぽ農園」で一堂に会することができました。コロナ禍も3年目に入り、引き続き、不自由な毎日が続く中、少しばかりの体験活動をと思い、今年も農業体験を企画しました。第2期目は、Fプレイス調理室の制限緩和を踏まえ、自ら育てた野菜で、子ども食堂のお料理を作ることを目標にしています。

 最初の土づくりには、小学校2年生から6年生まで計8名が参加し、スコップでの掘り起こしに続き、鍬(くわ)で土を細かく砕き、1時間ほどで畝(うね)を完成させました。道具も上手に使いこなせず、また、気温も高い中、随分と体力を要する作業でしたが、それでも、ひとつひとつ丁寧に進めていくと、不思議と畑と心が通じ合うような気がしてきました。終了後は、近くの公園に足を延ばし、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ様経由で日本マクドナルド株式会社様よりご提供を受けた「ミニオンズ『ドリンク&フードホルダー』」にお菓子を添えて、こどもたちに手渡しました。


<新型コロナウイルス感染症に関連する主な出来事>

8月10日 (水) 全国の新規陽性者が初めて25万人を突破  
7月23日 (土) 全国の新規陽性者が初めて20万人を突破(第7波)  
3月21日 (月) 18都道府県(神奈川県を含む)への「まん延防止等重点措置」が全面解除

2月3日

(木) 全国の新規陽性者が初めて10万人を突破
1月21日 (金) 神奈川県内の全市町村を対象に「まん延防止等重点措置」が適用(第6波)